「売った瞬間、爆上がり」の恐怖をどう克服するか

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感情ではなく「出口戦略」で動くための思考法

投資をしていると、誰もが一度は経験する「あるある」かもしれません。利確した翌週、保有していた〔成長株〕がストップ高をつけて、含み益を確定させたはずなのに、なぜか損をした気分になってしまう。自分も〔半導体関連株〕でこれを何度も経験しました。

なぜ「売った瞬間に上がる」のか

冷静に考えてみると、これは単なる確率の偏りに過ぎないのだと思います。何百回と売買を繰り返せば、売った直後に上がることも下がることも、同じくらいの確率で起こるはずです。ただ、人間の脳は「損失」や「機会損失」を強く記憶する性質があるため、印象に残りやすいだけなのかもしれません。

エンジニア視点で言えば、これは典型的な「サンプリングバイアス」に近いものだと自分は捉えています。

シナリオ投資という考え方

そこで自分が取り入れているのが、購入前に「いつ・どんな条件で売るか」をあらかじめ決めておく「シナリオ投資」という考え方です。

具体的には、

  • 業績や決算がシナリオ通りなら継続保有
  • 想定していた成長ストーリーが崩れたら、株価に関係なく撤退
  • 目標株価に到達したら、機械的に一部利確

というルールを、購入前にメモアプリに書き出しておくようにしています。後から「もっと上がるかも」という感情が湧いても、最初に決めたシナリオを優先する。これは、コードを書く時に先に仕様書を決めておくのと、少し似た感覚かもしれません。

後悔は「データ」として処理する

それでも、売った後に上がることはもちろんあります。ただ、それはシステムのバグではなく仕様の範囲内だと割り切るようにしています。大切なのは、ルール通りに動けたかどうかであって、結果論で自分を責めすぎないことなのかなと思います。

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